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現在、仕事で風営法にかかわる職業について取材している。
分かりやすく言えば歓楽街にある飲食店や風俗のことだ。
赤線や青線という消えつつある街なんかも巡る。
とにかくこのご時世、お上の圧政はきついってもんじゃない。
壊滅状態に追いやられた、ちょんの間や風俗街は少なくない。
外国人(主に白人)が訪れる国としては、そんなもんが
ちょっと歩けば目に入るような状況は芳しくないという処だろう。
確かに多少の治安の乱れや、YKZさんが怖かったりするが、
しかしはたして、ぶっ潰すことが正しいことなのだろうか。
抑えれば抑えるほど、問題というものは裏に潜り込んでしまう。
だから闇で出会いカフェが蔓延ったり、子供たちが犠牲になって
んでもって摘発が増えたりするわけであろう。

つまり、日本にはガス抜きっていう選択肢がない。

赤線というものは、いわゆる行政が認めた花街で、
地域によっては市役所の隣に造られたりした。
公共の売春地域である。もちろんそれも街ぐるみ。
女性を買うことを目的としてやってきたお客が、
街で飲み食いしたり、土産を買ったりしてお金を落として行く。
中には親子三代飯盛り女ですっていう家庭もあったり、
芸者に芸子にひとつの文化的なものを作ってきた。
遊郭の建物なんて、今では文化財として保存されてさえいる。
当然色町では怖いお兄さんたちもたくさんいたりする。
だけど、それで毎日ドンパチがあるかっていうと、それは
むしろ逆で、そういう抑止力が平和をもたらしてくれている。
必要悪という言葉はあまり好きではないが、
彼らが歓楽街の治安を守っていることは間違いない。
その上で、酔客は夜の街で遊ぶことができる。


そんな場所は、日本中にあった。
それで生計を立てている人々はたくさんいる。
その、何が一体悪いのか?


政治家や官僚や婦人団体は、さぞかし満足だろう。
抗議して正論吐いて、ブルドーザで街を平らにして、
きれいなマンションが建てば、良いことをした気分になろう。
風俗で働いている女性は全てが騙されているって勘違いし、
細々と暮らす庶民の生活を台無しにして、ある側面では
歴史を塗り替えようとしていることに気付いていない。


そりゃあ風俗が自慢出来る仕事かって言ったら、
そうとは言い切れないかもしれないよ。


だけど、それの、どこが悪いのさ?
税金を無駄遣いして、指摘されたら知らんぷりする
そっちの無責任な仕事の方がよっぽど汚れてはいないか。

風俗がけしからんなんて、誰にだって言える。
そんなチンケな正義感、ゴキブリ以下だと思いません?

これ以上抑えつけてストレスを溜めていると
とんでもないことになると思うけどなあ。

女と話せない男は、お金を払っても女を抱けなくなる。
そうすると自慰行為にシコシコと浸る。
それでも妄想は沸き上がってくるからストレスが溜まる。
だけどやっぱり生身の女と話すのは苦手である。
それが段々と怒りに変わってくる。
仕事を無断欠勤する。
レンタカーを借りる。
携帯サイトに殺人予告をする。
都会でかわいい子を見つけて殺す。
捕まる。
反省より逆ギレ。
精神鑑定。
12年で出てくる。
また殺人を犯す。


一体同じことを何回繰り返せば、気が付くんだ?


















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